心理学用語集ら行
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ライフ・サイクル
生活体(文化や制度についても含む)の誕生から次代の子を産むまでをいい、一生の経路、人生の年輪というべきものを指す。
ランシュブルク制御(ランシュブルク現象)
1723426と言う数字は、同じ数字(この場合2)を2個含んでいるので、1723458と言った数字よりも、瞬間的に認めることが難しく、記憶することも容易ではない。このように全く同じ材料が含まれていない数字、単語、綴りなどの系列と、同じ材料が含まれている系列を比較した時、後者の方が前者より認知されにくいことを言う。
リープマン効果
色が違っていても、地づらが図がらと同じような明るさだと、形態がぼんやりすることを言う。

リボーの法則
忘却は、新しいものから古いものへ、また複雑なものから単純なものへ及ぶと言う法則。
臨床心理学
人間の適応と言う問題に心理学的原則を応用する科学及び技術を言う。
レディネス
生後まもない幼児に言語を覚えさせることは、いくら訓練しても無理であるが、心身ともに一定の段階に達すれば、きわめて容易になる。このような学習可能な心身の一定段階が準備されている状態をレディネスという。
レミニッセンス
いちど覚えたことは、一般に時間経過と共に忘れてゆくが、逆に記憶がはっきりしてくることがある。この事実を英語でレミニッセンスと言う。
連想検査
刺激語を与えて、反応語を言わせる検査で、精神状態を診断する。例(白→黒、山→川)
ロールシャッハ検査
スイスの精神病医ロールシャッハが考え出したテスト。インクの汚点が何に見えるか? と言う解釈によって、その人の性格や精神内部の状態(コンプレックス)を見出そうとするもの。