心理学用語集ま行
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マザリング
母親が乳児にキス・頬ずりなど肉体的接触をすること。
麻酔分析
精神内部を探る場合、アミタール・ペントタールなどの注射をして、抑制をとり除き、話をさせる方法。忘れていた記憶が表面に現れ、精神療法がたやすくなる。
マゾヒズム
相手から身体的、精神的苦痛を受けることによって、性的満足を得る異常性欲。
まばたき反射
眼に空気をふきつけると、反射的に眼を閉じる。この反射をいい、人間の条件反射実験に使われる。
満腹中枢
間脳の視床下部の内側にあり、動物実験で、そこを刺激すると物を食べなくなる。破壊すると、幾らでも食べるようになる。従って満腹したときに刺激される場所だと考えられ、満腹中枢と言う。
無意識
通常は意識されていない心の領域・過程。意識すなわち自分自身の精神状態の直感を持っていない状態。
無意味綴り
記憶実験などで、意味のある言葉を使うと、人によって差が出るので、意味の無いアルファベットやカナなどを綴ったもの。
ムネメ
生物学的記憶。
メタ言語
例えばフランス語に関して、日本語で論ずることがあるが、この時、フランス語を対象言語と言い、日本語をメタ言語(高次言語)と言う。
メルケルの法則
感覚は刺激の強さに比例すると言う法則。
モーガンの公準
動物のある行動が、心理学的に見て下等な精神機能によるものとして、単純に解釈することができるならば、これれをそれより高等な精神機能の働いた結果として解釈してはいけないと言う主張。モーガンが動物の行動を擬人的に解釈する当時の傾向を戒めて提唱した。
モーレス
集団の道徳的基準。風習の一種。
モロー反射
生まれたばかりの乳児の反射で、ベッドを強く叩いたりして大きな刺激を与えると、腕と脚で抱きつくような姿勢をとる。これをモロー反射という。