便利な心理学用語集

心理学用語集か行


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行


カイ二乗検定
調査あるいは研究の為に取り出したサンプル間の差が、偶然か本当かを確かめる検定の一方法。

解釈妄想
他人が話をしているとき、これを自分の悪口を言っていると解釈するように、他人の言葉その他を、自分に関係させて解釈する妄想。

解除療法
主として子供の場合に攻撃的欲求などを自由に発散させる精神療法。

回想錯誤
想像したことを実際に記憶したことと混同してしまうこと。

概念
経験されたさまざまな観念内容を抽象化して概括する表象。

下位目標
幸福の為に金を得ようとする場合の金のように、目標を達するための手段として、意味をもつ目標。但し下位目標が(金)が究極の目的に変化することもある。

拡散思考
与えられたものから、新しい考えを導き出す思考。

覚醒
刺激を感じて、活動することができる睡眠していない状態。

賢いハンス
計算が出来るといわれた馬。しかし、人間の表情やサインに反応していただけで、計算能力がないことが、後に明らかになった。

カタルシス
浄化および排泄を意味する言葉。アリストテレスは、これで悲劇の作用を説明した。また精神分析で、抑圧された感情や体験を言葉や行動として外部に表出して、心の緊張を解消すること。

感覚感情
音、色、におい、味、触覚などの感覚にともなう快・不快の感情。

記憶過剰
子供時代の経験など、普段思い出すことがないものが、異常な状態(精神病、夢など)で再現されること。

キャロム現象
集団心理療法の際などで、1人の発言が玉突きの玉が当たって行くように、他人の発言を誘発する現象をいう。


帰納法
帰納的推理による事象の研究法。F =ベーコンを経て、J = S =ミルにより自然科学の方法として定式化された。結論の蓋然的命題は「自然の斉一性」を仮定することで普遍的法則とみなされ因果関係が確定される。ミルでは、一致法・差異法・一致差異併用法・剰余法・共変法の五方法に類別される。

ギブソン効果
曲線を長く見つめていると、曲がり方(曲率)が減り、その後で直線をみると、直線が前の曲線の曲がり方と逆に見える現象。

強迫観念
馬鹿げているとわかっており、考えまいと思っても頭から払いのけることができない考え。

強迫現象
つまらない考え、感情などが頭にこびりついて、捨てようとしても不可能な現象。

強迫神経症
強迫現象は多くの精神病や強迫神経症にみられるが、それを主とする神経症を強迫神経症と言う。

空想性虚談症
空想がさかんで、架空的な嘘をつく病的傾向。

クレペリン検査
加え算検査によって作業の消長(波)を示す曲線ができる。日本で広範囲に使用されており、検査は最初に15分加え算をやらせ、5分休みをとらせた後、更に10分間行うもので、一分間ごとの作業量を記録する。作業の消長(波)は練習、疲労、慣れ、気のり、仕事をやるにつれアブラがのる、粘り、と言う因子に支配され、正常者と異常者とでは曲線の形が違う傾向がある。

計量心理学
観察された心理的事実を数量的に記述する方法の研究。またはその方法によって記述された結果をいう。

ゲシュタルト心理学
19世紀のドイツ心理学は要素心理学であって、例えば水が酸素と水素から出来ているように、精神も純粋感覚・単一感情と言った要素から作りあげられるものだとみなしていた。しかし、ゲシュタルト心理学は、人間の精神は部分や要素の集合ではなく、全体性や構造こそ重要視されるべきと主張した。

ゲーム理論
競争を自分が勝ち相手が負けることを求めるゲームと同じと考え、その行動を数学的に解明しようとする理論。

構成心理学
水を水素と酸素に分けて説明するように、精神を要素の結合で説明する心理学。

行動主義
ワトソンが唱えた学説で、心理学の扱うものは外から観察できる行動、すなわち運動と腺の分泌とか言ったもので、意識というものは問題にするべきではないという立場。ヴント以来、心理学は心の中を自ら観察(内観)することが中心であったが、行動主義はこれに反対したものである。

口唇期
小児性欲の発達段階における第一の段階で、生後18ヶ月ぐらいまでの時期をいう。赤ん坊は乳房をくわえ、乳を吸うことによって食欲をみたす。ところが赤ん坊は、やがて乳が出なくなっても、吸う行為、つまり口唇粘膜に刺激を加えることで、快感を得ることを知る。フロイトはこの快感は性的色彩をもち、口唇粘膜は性感帯だと考えた。口唇性感帯を刺激することによって性的快感を得ている時期を口唇期と言う。

肛門期
フロイトは子供の性欲を認めたが、性感をもつ身体の場所は、最初は口唇であり、次に肛門だと考えた。肛門期はだいたい8ヶ月から4歳まで。

コンプレックス
心の中のシコリ。ユングの言葉であるが、精神分析で一般に用いられている。感情をになった表象の複合と定義されているが、一般には抑圧されて無意識のうちにあるものを言う。

根本動機
表面に現れた動機の背後にある本当の動機。




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