板情報に法則性はあるのか? 板情報から探る投資家心理

板情報と投資家心理



○×電気の板情報をよくみて問題に答えて下さい。(板情報を気にするのは、デイトレーダーやスイングトレーダーですので、それ以外の投資家の方はこのページは読み飛ばして下さい)
板情報
まず1の場合、下に厚い買い板があれば、買う人は心理的に安心できますし、通常株価は上に行きます。しかし、常に株価が厚い買い板をサポートにして上昇すれば、デイトレードで負ける人など存在しなくなります。次に2の場合、最近買い板の厚い方に株価が動くと主張する人がいますが、確固たる根拠がありません。本当にそうなら1の場合同様に、デイトレードで負ける人はいなくなるでしょう。3の場合は通常もっとも賢い選択ですが、上記の板の場合600円を切れば、一瞬パニック的に下がる可能性があり、そんなとこで成行きのストップロスを執行すれば、かなり下で約定する可能性があります。ここではストップロスは601円で執行するべきでしょう。従って上記問題の答えは、1~3全て正解であり、全て間違いです。

結局、数字が出ているだけの板情報では、それが空売りの買戻しなのか、長期資金の買いなのか、または見せ玉なのかは分かりません。例えば600円前後で株を集めたい場合、あなたならどうしますか? 普通に買えば株価が上昇してコストが高くなるので、私ならまず上記のように600円に見せ板を出します。600円から上に乖離して行きそうになれば、冷やし玉(空売り)を入れます。そして株価の上値が重くなってきたら、600円の見せ板を外し、更に600円に売りをぶつけます。そうすると600円は鉄板だと思って買っていた人達が慌てて売りに出ます。600円にストップロスを置いていた人の、成行きの売り注文も出てくるでしょう。これで安く株を集められそうです。

実際には空売り規制があるので、こんなに上手くは行きませんし、自ら墓穴を掘ることもあるでしょう。言いたいことは、しょせん板情報など特定のビックプレイヤーがどうにでも操作できるので、それを参考にするのは非常に危険だということです。特に小型株など、やろうと思えば個人レベルでもやれるでしょう。あまりやり過ぎると逮捕されますが、言い訳や抜け道は幾らでもあるというのが現状でしょう。板情報はある意味、心理戦ですが、これ事態に法則性はないと言うのが私の持論です。




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